クリーニング店はお店に持って行ってその後引き取りに再度伺う必要があります。
私が日常利用しているクリーニング店は午前中に出せば、
夕方には受け取ることができるので週末だけで完結しますが、
これでもやや面倒を感じることもあります。
一方、コインランドは1~2時間で全てが完了でき、
今っぽい言い方ですが”タイパ”がいいのだそうです。
その他の理由としては以下のようなことが書かれています。
・黄砂や花粉などを避けるために外干ししない人が増えた
・浴室乾燥設備もなく洗濯物を干せるほど広いベランダもない。
・シェアハウスの増加(23年に5808軒と10年間で2.1倍に増えた)
・クールビズや、コロナ禍で在宅勤務が普及したことで、仕事にも普段着にも使える衣服の需要が拡大
聞けば聞くほどなるほどという感じですが、
賃貸住宅を建築する側としては、
「洗濯物を干せるほど広いベランダがない、、」
というのは、特に東京では現状認識としてあります。
特に投資用の開発マンションではバルコニーが全くない建物も増加しており、
開発側の見解としては「外で干さなくなったから、、」という見解を示す人もおります。
当社でも一部でバルコニーをつけなかった物件が過去にありますが、
最近では、特に1LDK以上の間取りにはバルコニーはつけるようにしています。
バルコニーを省略するのはコスト削減の側面が大きいわけですが、
やはり将来のいろんなライフスタイルの変化を考えても、
バルコニーは設置しておくのが正しいのだと思います。
賃貸住宅の歴史の中では、洗濯機置き場が室内になく、
あとから改修する物件もあるわけですが、
ハードはそう簡単には更新できませんからね。。
可変性を残したうえでの計画は重要だと改めて認識しました。