代表ブログ
08 19
2024
精霊流し
夏季休暇が終了し、今日から仕事モードです。
12月、5月、8月と、会社では年に3回長期休暇がありますが、夏は九州に帰ることが多いです。
長崎に帰省すると必ずスーパーに立ち寄りますが、東京に比べていつも食材が新鮮だったり、九州ならでの食材もありやっぱり食に関しては豊富だなと感じます。
さて、今年の帰省には、精霊流しに参加するというイベントがありました。
精霊流しとは長崎の伝統的な盆の行事の一つで、故人の霊を送り出し、霊を乗せた船を道々爆竹を鳴らしながら、川や海に流すことであの世へ送り返すという意味が込められています。
私は小さい頃から慣れ親しんできましたが、よく考えると他の地域にはない行事ですね。
今年は母方の親戚の精霊流しがあり、子供たちも参加したことがありませんのでいい経験と思って仲間に入れてもらいました。
母方は8人兄弟で、さらに長男には5人の子供がいますので、その関係のいとこや孫を含めて何と総勢20名ほどの、とても賑やかな精霊流しとなりました。大家族、、いいですね。
今年の爆竹はかなり気合をいれて大阪から仕入れたそうで見事なものでした。初めは小さくバチバチやっていたものが、そのうち2束、3束と増えて、しまいには箱ごとバチバチ、、、人が亡くなると葬儀をしめやかに営むと言いますが、精霊流しは対照的にお祭りのようでしっかりと記憶に残すことができます。改めて将来に残ってほしい文化だなと思いました。