代表ブログ
04 06
2025
ミャンマー地震
3月28日、ミャンマーでマグニチュード7.7の大地震が発生しました。
寺院が崩壊する様子や、隣国タイの首都バンコクで建設中の高層ビルが倒壊するなど、
非常にショッキングな映像が報道されました。
今後、被害がどれほど拡大するのか、復興にはどれほどの期間を要するのか、まだ想像もつかない状況です。
日本では、耐震基準が何度も改正されており、
それに基づいた耐震設計技術が確立されています。
一方で、地震力を日本ほど想定していない国々の耐震基準は脆弱であり、
今回の地震を機に、今後それらの国でも基準の見直しが進む可能性があります。
なお、法改正前の基準で建てられた建物は、日本では「既存不適格建築物」として扱われ、
資産価値や金融機関による評価が大きく下がる傾向にあります。
私の周囲にも、タイの不動産を取り扱っているエージェントがいますが、
今後この地震が不動産価値にどのような影響を及ぼすのか、注意深く見守る必要があります。
現地の一刻も早く救済活動を願うばかりです。